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サロン開業チェックリスト|準備の時期別一覧

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サロン(美容室・ネイル・エステ等)の開業準備は、事業計画から届出、予約の受付準備まで多岐にわたるため、開業6か月前から開業後までの流れを時期別のチェックリストにまとめました。

このチェックリストの使い方

このチェックリストは、サロンの開業準備を「いつまでに何をするか」で時期別に並べたもので、届出や法令に関わる項目については、所管の官庁・自治体の公式ページで確認できた内容だけを書きました。手数料の額や期限の具体的な日数など、この記事の時点で確認できなかった細目は載せていません。実際に届出をする際は、必ず出典のページか、所管の保健所・税務署へ確認してください。

美容室(いわゆるヘアサロン)と、エステ・ネイルサロンでは、法令上の扱いが異なることがあるため、この記事では業態ごとに分けて書き、断定できない業態については所管の保健所へ確認するよう案内します。テンプレートのダウンロードやメール登録は行っておらず、この記事に書いた項目だけで、そのまま使える一覧になっています。

開業6か月前〜4か月前:事業計画と資金の準備

物件を探す前に、どんなお客様に、どんな施術を、どの価格帯で提供するかを固めておくと、その後の物件選びや資金計画がぶれず、この時期の決定が物件の広さや設備投資の規模、採用するスタッフの人数にまで影響するため、時間をかけて固めておく価値があります。

  • コンセプトを決める ── どの業態(美容室・ネイル・エステなど)で、どんな客層に、どんな施術メニューを提供するかを整理します
  • 開業資金の総額を見積もる ── 内装費・設備費・仕入れ・運転資金も含めて計算します
  • 資金の調達方法を決める ── 自己資金と融資の割合を決めます
  • 希望する立地・面積・賃料の条件を整理する ── 想定客数と客単価から、必要な席数・面積の目安を立てます
  • 資金計画・売上計画を含めた事業計画書を作る ── 融資を検討する場合は、この段階で作っておくと後の手続きが早くなります

物件が決まったら契約と内装工事の準備に入ります。並行して、業態に応じた届出の準備を進めますが、届出先や要件は業態によって異なるため、下の表で整理します。なお契約前に、開業予定の業態でその物件を問題なく使えるかを、仲介の担当者にも確認しておくと安心です。

美容室(いわゆるヘアサロン) 美容師法により、美容所を開設しようとする者は、あらかじめ美容所の位置・構造設備などを都道府県知事(窓口は保健所)へ届け出る必要があります。さらに、開設者は美容所の構造設備について都道府県知事の検査を受け、確認を受けた後でなければ美容所を使用できません(美容師法第11条・第12条)。届出と検査には日数がかかるため、内装工事の完了予定から逆算して早めに保健所へ相談してください。 根拠条文(厚生労働省・美容師法)(2026年9月27日確認)
エステ・ネイルサロン 美容師法の届出は、パーマネントウエーブ・結髪・化粧など「美容」を行う美容所が対象です。エステ・ネイルサロンは対象が異なることがあるため、この記事では断定せず、必要な届出・許可の有無を含めて、開業前に所管の保健所へ直接確認することをおすすめします。
個人事業主としての開業 個人事業として開業する場合、「個人事業の開業・廃業等届出書」を納税地を所轄する税務署へ提出します。提出時期は、事業を開始した日が属する年分の確定申告期限までです。法人として開業する場合は、設立の登記など別の手続きが必要になるため、この記事の対象外としています。 個人事業の開業・廃業等届出(国税庁)(2026年9月27日確認)

確認事項

上記以外の届出の要否も、工事を依頼する施工会社や、所管の消防署・保健所に、開業予定の業態と工事内容を伝えて確認してください。要否や必要書類は自治体ごとに案内が分かれるため、店舗の所在地を管轄する窓口に直接聞くのが確実です。

開業1か月前:内装・仕入れ・採用

届出の準備と並行して、内装の仕上げと開業後すぐに使う備品の手配を進めます。美容所の検査を受ける業態では、検査に必要な設備が揃っているかもこの段階で確認します。工事や仕入れの遅れは開業日を動かしてしまうため、施工会社・取引先と進行状況をこまめに確認します。

  1. 内装工事を仕上げる ── 施術スペース・待合スペースの造作と、給排水・電気などの設備工事を完了させます
  2. 設備・機器を設置し、動作確認をする ── シャンプー台や施術用の機器など、業態に必要な設備を設置します
  3. 施術に使う薬剤・備品・消耗品を仕入れる ── 開業日から使う分に加えて、当面の在庫も見積もっておきます
  4. スタッフを採用し、施術・接客・受付の研修を行う ── 一人で開業する場合はこの項目は不要です
  5. 火災保険や、施術に関わる損害への備えとなる保険を検討する ── 加入の要否や内容は保険会社・代理店に相談します

開業直前:予約の受付準備

内装と人員の準備が固まったら、予約を受け付ける仕組みを整えます。CALVOの管理画面では、開業前に次の設定を済ませておけます。

  • 営業時間と休業日をあらかじめ登録する ── 開業日から実際の営業時間・定休日どおりに予約を受けられます
  • 施術メニューと所要時間・価格を登録する ── メニューの所要時間から、予約の終了時刻が自動で入ります
  • 担当スタッフを登録し、お客様が指名して予約できるようにする ── スタッフごとの空き状況がカレンダーに反映されます
  • 予約時に確認したい項目があれば、カスタムフィールドで入力欄を追加する ── アレルギーやご要望などを、お店ごとの項目として設定できます
  • 予約ページの配色などのデザインを、お店のブランドに合わせて設定する ── 用意されているテーマから選ぶだけで、内装の雰囲気に合わせられます
  • 予約完了時・前日などの通知メールの文面を、お店の言葉で確認・調整する

サロン向けの機能は、美容室・サロンの予約システムページでも紹介しています。実際の予約画面はデモ予約ページで、予約の受け方の流れは予約の受け方ガイドで確認できるので、開業前にお客様の目線で一度予約を試しておくと、当日の案内もしやすくなります。特に、電話や店頭で受けた予約を管理画面のカレンダーからその場で登録できることは、Web予約と並行して電話予約も受けるサロンでは事前に確認しておきたい点です。

開業後:運用の見直し

開業してからも、しばらくは受付の運用を細かく見直す期間になります。実際の予約の入り方を見ながら、設定を調整していきます。

  • 予約の状態(仮予約・確定・キャンセル・無断キャンセルなど)をこまめに更新し、来店・施術完了の記録もその都度つけて、当日の対応漏れを防ぐ
  • 顧客情報や施術内容の記録を確認し、次回の接客に活かす ── 来店履歴があると、お客様との会話もスムーズになります
  • 実際の予約の入り方を見て、営業時間・メニューの所要時間・スタッフの割り当てを調整する
  • 無断キャンセルや変更の傾向を見て、確認の連絡タイミングなど運用のルールを整える
  • 開業直後の集客チャネル(地域の検索・口コミ・SNSなど)の反応を見て、注力する媒体を絞る

開業前に決めたことのすべてを最初から完璧に整える必要はありません。予約の受付や届出のように後戻りしにくい項目を先に固め、メニュー構成や集客の力の入れどころのように調整しやすい項目は、開業後の様子を見ながら整えていくとよいでしょう。

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