コラム
集客媒体の見直しは費用の構造から考える
集客媒体の見直しは、料金の大小だけで判断せず、まず費用の構造を整理してから、併用するか乗り換えるかを選ぶと進めやすくなります。
集客媒体を見直すときに整理したいこと
集客媒体(予約ポータル)は、お店の存在を広く知ってもらう手段として役立ちます。開業直後は新規のお客様との接点をつくる目的で契約し、そのまま使い続けているお店も多くあります。
一方で、開業から時間が経ち、指名でのご来店やSNS・口コミからのご来店が増えてくる、複数店舗を運営するようになる、といった変化があると、「今の使い方のままでよいか」を見直すタイミングが出てきます。見直しのきっかけは、費用そのものより先に、来店経路の内訳が変わったことである場合が多いです。
見直すときにまず整理したいのは、費用そのものの大小ではなく、費用がどういう仕組みで発生しているかという構造です。仕組みが分かると、併用したまま使い方を変えるのか、乗り換えるのか、どちらの選択肢が自分の店に合うかを判断しやすくなります。
費用の構造を3つに分けて見る
集客媒体の費用は、契約形態を見るとおおむね次の3つの構造に分けられます。どの構造かによって、来店が増えたときの費用の動き方が変わります。
- 掲載型: 掲載すること自体に月額の費用がかかる構造。来店の件数に関わらず費用は一定で、掲載を続ける限り発生する
- 成果報酬型: 媒体経由の来店の件数や金額に応じて費用が発生する構造。掲載自体の固定費が無い、または低い場合が多い
- 月額型: 予約システムとしての利用料を月額で支払う構造。集客の媒体としての機能は無い、または限られている場合が多い
実際の契約は、これらを組み合わせた形になっていることもあります。今契約している媒体の費用が、どの構造に当たるのか、複数の構造が混ざっているのかを、契約内容や公式サイトの料金ページで確認しておくと、次の判断がしやすくなります。
費用の内訳を確認する項目
契約している集客媒体の公式サイトや契約時の資料に、費用の内訳が書かれています。確認するときは、次の項目を分けて見ると、実際にかかっている費用の全体像がつかみやすくなります。
- 掲載を続けること自体にかかる固定の費用があるか、店舗数やプランで変わるか
- 来店1件ごと、または金額に応じて発生する費用があるか、発生条件は何か
- 初期費用や、掲載順位を上げる追加費用など、基本料金以外の費用があるか
- 最低利用期間や、解約時の手続き・条件が定められているか
これらは媒体ごとに公表の仕方が異なるため、資料に書かれていない項目は、契約している担当窓口に確認するのが確実です。数字が分かれば、掲載型・成果報酬型・月額型のどの構造に当たるか、複数の構造が混ざっているかを自分の店の実績(来店件数や客単価)に当てはめて考えられます。
併用する場合と乗り換える場合で考えることが違う
見直しの選択肢は「乗り換え」だけではありません。集客媒体は新規のお客様との接点として残し、指名やリピートのお客様は自店の予約ページで受ける併用の形もあります。どちらを選ぶかで確認する点が変わります。
併用を続ける場合
併用する場合は、媒体経由の予約と、それ以外の経路(電話・店頭・自店の予約ページ)の予約をどこで確認するか決めておくと、管理先の分散による見落としを防げます。
特に、指名やリピートのお客様には自店の予約ページを案内し、新規のお客様との接点は媒体に任せる、というように経路ごとに役割を分けて使う考え方もあります。役割を分けることで、媒体側の費用構造が来店1件ごとにかかるものであっても、指名・リピートの分をそちらへ流さずに済みます。
乗り換えを検討する場合
乗り換えを検討する場合は、掲載をやめた直後に新規のお客様との接点が一時的に減る可能性があるため、SNSやGoogleビジネスプロフィールなど、他の入口をどれだけ用意できているかを先に確認しておくと、切り替えの計画を立てやすくなります。
解約の手続きや、最低利用期間が定められている場合はその期間も、公式サイトや契約時の資料で確認しておくと、切り替えのタイミングを決めやすくなります。乗り換え先を決める前に、まず自店の予約ページと、他の入口の準備を整えておくと、接点が途切れる期間を短くできます。
媒体経由の予約も同じ台帳で確認
併用する場合に問題になりやすいのが、予約の管理先が分かれることです。CALVOには集客媒体と予約を同期する機能はありませんが、媒体経由で受けた予約を管理画面から手動で登録できるため、経路が違う予約もまとめて確認できます。
CALVOの例
管理画面のカレンダーで空いている時間をクリックすると新規予約の入力画面が開き、お客様・メニュー・担当スタッフ・日時を入力して登録できます。媒体側から連絡が来た予約をこの画面で登録しておけば、経路をまたいだ予約も1つのカレンダーで確認できます。自動で取り込まれるわけではなく、手動での入力です。
登録した予約は、電話や店頭で受けた予約と同じカレンダーに並びます。予約の状態(仮予約・確定・来店・完了・キャンセルなど)も同じ画面で切り替えられるため、経路が違う予約を別々の場所で管理する必要がなくなり、同じ時間帯に複数の予約が重なっていないかも1か所で確認できます。
自店専用の予約ページを持つという選択
乗り換え・併用のどちらを選ぶ場合でも、自店専用の予約ページを持っておくと、集客媒体を経由しない予約の受け口になります。SNSのプロフィールやGoogleビジネスプロフィール、店頭の張り紙など、媒体以外の場所からそのまま予約につなげられます。
自店専用の予約ページを用意しても、集客媒体をやめることにはなりません。併用する間は、媒体には媒体からの流入を任せつつ、名刺やSNSのプロフィールには自店の予約ページのURLを置く、という使い方もできます。乗り換える場合は、これまで媒体が担っていた「予約を受ける窓口」の役割を、自店の予約ページに置き換える形になります。
CALVOの例
CALVOでは店舗ごとに専用の予約ページのURLが発行され、お客様はそのURLから直接予約できるほか、配色やヘッダー画像、営業時間や予約枠のルールも管理画面から設定できます。以下はデモ店舗の予約ページの例です。
https://demo-reserve.calvo.jp/r/k3v9q2w7x5n8r4t6
次にやること
集客媒体の見直しは、まず今の契約がどの費用構造に当たるかを公式サイトの料金ページで確認し、続いて併用と乗り換えのどちらが自店の状況に合うかを整理する、という順番で進めると判断しやすくなります。
- 今契約している媒体の費用が、掲載型・成果報酬型・月額型のどれかを確認する
- 媒体経由以外の入口(SNS・Googleビジネスプロフィール・自店の予約ページ)がどれだけあるかを確認する
- 併用する場合は、経路をまたいだ予約をどこで一元的に確認するかを決める
CALVOの管理画面や予約ページの動きは、無料トライアルで実際に確かめられます。自店専用の予約ページの発行と、媒体経由の予約を手動で登録できる管理画面の使い勝手を、あわせて試してみてください。
料金の詳しい内訳は特定商取引法に基づく表記のページに、美容室・サロン向けの機能や画面は美容室・サロン向けページにまとめています。